☆真実の愛☆

＋＋＋ＦＯＵＲ＋＋＋ (作者：橘柚季さん)

智：柚季、起きて朝だよ柚季

柚：うーん。智久！？

智：柚季？

柚：えっ！？ここ何処？

智：俺の部屋。

柚：うっそー？ってことは、私昨日家に帰ってないんだ・・・ヤバイかも。

智：大丈夫ぼくがちゃんと柚季のお母さんに電話したから。

あっそしたら、柚季のお母さんが学校の鞄届けてくれたから・・・

柚：いろいろごめんね。そーだプリン冷蔵庫の中にあるよ。

智：昨日、ありがと。ずーっと看病してくれてたんでしょ？プリンも買ってきてくれたんでしょ？

柚：看病というか、寝ちゃってたけど・・・でも、治ってよかったね。

−−−学校−−−

裕：あ、智久！風邪治ったんだ。良かったな。

横山くんだぁ。でもなんか・・・ドキドキしない。

私、本当は横山くんなんかじゃなくて智久の事が・・・？

智：ほらっ、早くしないと授業に遅れるよ。

柚：あ、うん・・・

−−−教室−−−

亜：おっはよ！

柚：あー、おはよ。いよいよ運命の日だねぇ。いつ告白するの？

亜：昼休みに屋上に呼んじゃった。

柚：そっか、Ｆｉｇｈｔだよ！

亜：うん！

−−−屋上−−−

亜：あー、緊張してきた。

柚：あっ、智久がきた。ガンバ亜希柚。

私は影から見守っていた。

亜：山下くん！

智：あっ、手紙の相手って亜希柚ちゃんだったんだ。どうしたの？

亜：私、ずっと山下くんのこと好きだったんです。私と付き合って下さい

智：・・・ごめん。亜希柚ちゃん・・・俺すきなやついるんだ・・・

亜：そっかー、やっぱり山下くんの好きな人って・・・柚季なんですか？

智：えっ？

亜：山下くんの好きな人って柚季なんでしょ？

えええぇぇぇぇぇっっっ！？